長年の深孔加工技術により実現できたホーニング加工
長年の深孔加工(深穴加工)技術を生かし、2015年より ホーニング加工事業を開始しました。
従来にない小径長尺ホーニング加工を実現する技術を開発
現在、当社では、ガンドリルマシン開発で培った技術を活用して、極小径かつ既存以上の加工長を実現する ホーニング加工機、及び ホーニングツール を開発しています。
目標性能としては内径1.0~10.0mm・深さ1,200mmのホーニングを可能とし、貫通穴だけでなく止まり穴、偏芯穴や角材のホーニングも可能な仕様です。
本機の開発により、医療手術工具や素材の内面面粗度の向上や、深孔内径公差の微調整などが、従来以上に低コストで実現でき、幅広い分野で活用できます。
ホーニング加工(内径加工とは)
当社は、業界ではトップクラスの加工精度(真直度、真円度、面粗度)を実現する 自社製ガンドリルマシン及び 加工技術を保有している強みがあるため、高精度な下孔をベースに低コスト・高品質なホーニング加工を提供できます。
技術
対応加工寸法(mm) | φ2.0~Φ20.0 |
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加工長 | ~1000mm |
精度 | [Φ12mm×235Lの加工例] ガンドリル下孔加工 円筒度0.015mm 孔の曲り0.01mm真円度0.001mm~0.003mm ホーニング加工 円筒度0.007mm 孔の曲り0.004mm真円度0.0009mm~0.001mm |
受託加工 で培ったノウハウで海外へ機械販売!
2021年度から海外へ機械販売 も開始しました。それに伴い、国内販売も再開しました。